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私たちは白里海岸のハマボウフウを守る活動を通して環境保全活動を行っています。主に以下の3つの取り組みをしています。
Project 1. 市民と行政の環境保護に対する意識の向上
ハマボウフウについて調査研究した内容を市の様々なイベントで展示したり報告会を行うなどの活動を通して、白里海岸に生息する海浜植物に今どのような問題がおきているのかを市民に情報提供しています。また広報紙で呼びかけを行い海岸でハマボウフウの花を観賞したり地元市民団体と協力して海岸清掃を行ったりもしています。
行政に対しては九十九里海岸の防潮堤工事が始まったことにより生態系にどのような影響を及ぼすかを慎重に見極めて工事を行うよう申し入れを行い見守りを続けています。
Project 2. 自生環境の再生
私たちは調査によりかつてハマボウフウの絶滅の危機を感じた地元の方が種をまき続けて生き延びてきたことを知りました。海岸に海浜植物の群生地を再生することはすぐにできる事ではありません。多くの方に理解してもらわねば、元の木阿弥です。
そこで海浜植物に興味を持ってもらおうとハマボウフウの里親制度を開始。自宅で育てながら、種を白里海岸に蒔く、茎や葉はご家庭で料理して食べられるという、「育てる、種を取る、そして食べる」と楽しみながら活動に参加し、海岸の環境保全にも役立つ、そんな取り組みも行っています。
Project 3. 地域の交流
『海辺の花を愛でる会』の実施、地元市民団体と協力しての海岸清掃、ハマボウフウの育て方講習会の実施、春の種まき会などを通じて、多くの市民団体や企業、住民、小学生や高校生との交流ができお互いに活動紹介をしあいながら協力し合い少しづつ交流の輪を広げています。また、行政へも働きかけることで情報交換ができ、活動にも大きな広がりができてきています。
ハマボウフウを守る取り組み
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